
iTAN(イタン)は、10月7日、日本国内の観光を活性化するアプリ「MONOMI(モノミ)」と「YUSAN(ユサン)」をリリースした。
「MONOMI」は、訪れた観光エリアの情報が見られアプリ内でポイントが貯められるユーザー向けアプリ。「YUSAN」は、観光客の動きを可視化し、未来の観光客を集客する事業者向けアプリ。両アプリは、地域観光のDX化およびコロナ渦やさまざまな天災で落ち込んだ観光の復興を目指すもので、2020年7月に豪雨による洪水被害のあった熊本県人吉市にて実証実験を行う。
ユーザー(観光客、住民)向けアプリ「MONOMI」は、アプリを立ち上げると、ユーザーは観光情報や店舗情報が閲覧でき、お得なクーポンが表示される。加盟店舗でユーザーが消費すると、消費額に応じてポイントが付与され、ポイントをクーポンに交換できる。ユーザーは、地域内でお得に買い物や観光体験ができ、また獲得したポイントを友達、家族、知り合いにプレゼントすることを通して、県外ユーザーの誘客に携わることができ、一般住民による関係人口創出を後押しする。
事業者向けアプリ「YUSAN」は、「MONOMI」への店舗情報作成/反映、クーポン作成/反映、「MONOMI」ユーザーへのポイント承認など、「MONOMI」に対する管理機能を有する。PC保有率の低さやPCに慣れない事業者の多い地方において、アプリによる管理画面を提供することで、「より多くの事業者が参加しやすい」環境を実現できると考えている。
MONOMI(iOS / Android)、YUSAN(iOS / Android)