2021年10月07日 16:35

凸版印刷が運営する、印刷博物館 P&Pギャラリーは、10月16日より「現代日本のパッケージ2021」展を開催する。
生活のなかで身近な印刷物の代表であるパッケージは、社会と強く結びつきながら、日々試行が繰り広げられ、デザインや機能が進化を遂げている。例えば、SDGsの達成に貢献するあらゆる人が使いやすいユニバーサルデザイン、地球環境保全など、一般にも馴染みのある社会的テーマはパッケージ制作の課題とも重なっている。7回目となる本展では、こうした時代のニーズや今後想定される解決すべき課題に対し、パッケージの現場で重ねられた取り組みの成果を知る機会の一つとして、日本で開催されている大規模なパッケージコンクールの受賞作を紹介する。
本展では、消費者が直接手にするものから普段はあまり目にすることのない輸送包装まで、展示された様々な種類のパッケージを通じて、身近な存在でありながら、深く知る機会の少ないパッケージの面白さに触れることができる。展示内容は、「第60回ジャパンパッケージングコンペティション」受賞40作品、「日本パッケージデザイン大賞2021」受賞40作品、「2021日本パッケージングコンテスト(第43回)」ジャパンスター賞と包装技術賞より45作品。
料金は入場無料(入場はオンラインによる事前予約制)。会期は10月16日~12月5日。会場は、印刷博物館 P&Pギャラリー(東京都文京区水道1丁目3-3 トッパン小石川本社ビル)。