2021年10月06日 11:09

ハウスコムは、引越し時の初期費用を抑えたいという入居者ニーズに応える国内初の新サービスとして、初期費用と賃料を利用者が自由に設定できる「スマートレント」を10月5日より開始する。

賃貸物件を借りる際の初期費用は、平均して賃料の5~6カ月かかる。この大きな支出があるゆえに引越を控える引越予備軍が顕在的に存在する。そんな中、近年は、敷金・礼金なし物件の割合が増加傾向にあり、初期費用を抑えたいという入居者ニーズが高まっている。同社は、不動産賃貸仲介業者の中で唯一の東証一部上場企業として、全国219カ所のリアル拠点を中心に展開しているほか、これまでに電子申込やオンライン内見・契約などのテクノロジーを活用した不動産テックサービスを積極的に展開してきた。そこで今回、賃貸契約時の初期費用を抑えたい、万が一に備えて手元にお金を残したいといった入居者ニーズに応えるため、ハウスコム「スマートレント」の開始を決定した。

同サービスは、オーナーや管理会社からハウスコムが賃借することで、入居者が希望する初期費用額や賃料を自由に設定することが可能となり、完全初期費用0円で部屋を借りることもできる。貸主の転貸契約の許可がとれれば対象物件となり、「スマートレント」の利用が可能だ。開始1年以内に、「スマートレント」経由の賃貸契約が、現在の月間契約数全体の10%を占める成長を目指す。

提供開始日は10月5日。対象エリアは関東・東海・近畿・四国・九州・沖縄。

スマートレント