2021年10月05日 11:40

三井物産は、10月4日より、企業や自治体のCO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする新たなサービスプラットフォーム「e-dash」β版の提供を開始する。

「2050年カーボンニュートラル」に向け、あらゆる業種の企業や自治体にとってCO2排出量削減や環境指標の情報開示が最重要テーマのひとつとなっている。その一方で、複雑性を伴う課題であるゆえに「どこから手を付けて良いのか分からない」という悩みや、最初の一歩である「CO2排出量の把握」にさえ、マニュアル対応による手間や悩みを抱えている担当者も多いと思われる。

そこで三井物産は、世界各地で低炭素社会の実現に向け様々な事業に取り組み、これまで培ってきたノウハウを総動員し、日本の脱炭素化の加速へチャレンジするべく、新規サービス「e-dash」を立ち上げる。「e-dash」は、請求書を元にしたCO2排出量の算出・可視化や、排出量の定期報告を行うことに加え、それらのデータに基づいたコスト及びCO2排出量の削減を実現するための提案から実施支援までを一括で行うサービス。散らばった情報の収集や各種報告書作成に伴う業務の効率化、CO2排出量削減の各種施策の実現に向けて専門的な知見を提供し、顧客がエネルギー課題に効果的・効率的に向き合えるサポートをしていく。

β版を公開するに先立ち、既に20社超の企業や自治体より本取組に実証パートナーとして協力してもらっている。そして今回、さらに対象を拡大した50社を募り、無料でサービスを利用できる、トライアルキャンペーンを実施する。

e-dash