2021年10月04日 11:31

おひさま総合研究所は、日本初となる兼業農家になることに特化した就農スクール「チバニアン兼業農学校」を睦沢町の協力により、2022年1月より3カ月間開校する。

「チバニアン兼業農学校」は、就農の最大ハードルである農地取得、営農計画策定、新規就農者認定、融資書類作成などを実際の農政担当者や融資担当者が伴走しながら指導し、短期間で農業者になることを目指す実践的学校。また兼業でありながら、収益を省力で上げるための六次産業化の講義も行う。睦沢町では、農業委員会、農政担当者、JA担当者が講義に参加し、町の農地の斡旋や新規就農認定をサポート。他地域兼業就農の希望者には、用地探索から農地取得までを指導する。

兼業就農はリスクを伴わないが、大きなリターンを得ることができる。代表的な例でいえば、農家住宅の建設(市街化調整区域の農地に建てられる自宅)、有利な条件の融資、個人事業主化による節税など。また食料を自給することができ、災害や疫病に強いことも大きなメリットだ。今までの就農支援との大きな違いは、仕事を辞めさせないため、経済的リスクがないこと、また技術指導や営農計画策定などと農地取得や融資獲得などは、それぞれの個人的努力にかかっていたが、全てカリキュラム化して、実際の審査者が講師を務める点だ。

参加費は、通常コース28万円、ネット視聴コース5万円(すべて税込)。開催日は2022年1月8日~3月20日。会場は、つどいのハコ、オリーブの森カフェ(睦沢町上之郷2016-5)。

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