2021年09月22日 12:18

日本代筆屋協会は、9月20日、手紙を書く「代筆屋」「代筆業」に関する情報発信のためにホームページを公開した。
日本代筆屋協会は、手紙という文化の啓蒙活動及び「代筆屋」「代筆業」に関する情報の発信や技術を身に付けるための講座、また様々なスタイルで活動する代筆屋への支援や育成などを目的として6月に北海道旭川市に設立した。代表理事が代筆屋として5年間培ってきた経験から、法人向けに「手書き」の手紙を利用したマーケティングや営業方法の提案、代筆屋になりたい個人へ代筆屋育成講座を開催する事業を展開していく。
デジタル化が進んだり、コロナ禍であったりと、このような時代になったからこそ改めて「手書き」の素晴らしさや魅力に注目が集まっている。手で生み出す温もりのある豊かな個性と心に響く「手書き」の文字と、デジタルの技術を組み合わせ、世界中に代筆屋の価値を伝えていこうと協会設立、サイト公開となった。手紙という文化の啓蒙活動及び、物語の中にしか存在していないと思われている手紙を書くことを生業とした「代筆屋」「代筆業」に関する情報を発信する。
代筆屋は人の代わりに手紙を書くことを生業とした職業で、筆跡を変えたり、便箋封筒、ペンを変えて手紙をコーディネートする。ラブレターや内部告発など個人客にも利用されている。「手書き」の手紙を利用して他の競合と差別化を図りたい法人など、「手書き」で企業の様々な課題を解決し、代筆屋が全国に当たり前にあるサービス、職種になるくらい普及するよう努めていく。