2021年09月06日 09:30

エージェントは、9月3日、ハラスメントに関する調査をもとに「ハラスメントカオスマップ2021年版」を公開した。

ハラスメント(Harassment)は嫌がらせや迷惑行為という意味。加害者の意図に関係なく相手を不快にさせたり心身を傷つけたりする言葉や行動全般を指す。1989年に「セクハラ」が新語・流行語大賞の新語部門金賞を受賞してから、働く女性の増加や働き方や経済状況の変化など社会の動きにあわせ、さまざまなハラスメントが生まれてきた。あらゆる行為をハラスメントだと指摘する行為「ハラスメントハラスメント」まで登場した今、誰もが何かのハラスメントの加害者・被害者になり得る。誰もがハラスメント対策を行う必要がある今、正しい知識を身につける上で少しでも役に立てばと考え、今回同社はハラスメントカオスマップを作成した。

今回は2種類のカオスマップ、47のハラスメントを10ジャンルに分類したもの、「発生頻度」と「発生場所」の2軸でマッピングしたものを作成した。ハラスメントの10個のジャンルは、職場、性別/国籍/宗教、飲食、ライフステージ、コミュニケーション、SNS、環境、教育機関、医療機関、その他。カオスマップのPDFファイルには各ハラスメント名の部分に各説明記事へのリンクが添付してある。なお、ハラスメントカオスマップは同社が独自のリサーチにより独自に作成したものであり、網羅性や正確性を完全に担保するものではない。

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