2021年09月02日 18:26

就職活動支援サイト「スポナビ」を運営するスポーツフィールドは、体育会学生に関するデータを定量的に分析した「体育会学生のトリセツ~体育会学生を徹底分析~」をリリースした。
それによると、体育会学生(男子)は、非体育会学生(男子)よりも「主体的行動」「実行」「計画」「ストレスコントロール」「責任的行動」「勤勉的行動」「自己統制」「完遂」の項目が高かった。それに対し、非体育会学生は「柔軟」の項目が高いという結果となった。また体育会学生(女子)は、非体育会学生(女子)よりも「実行」「ストレスコントロール」「責任的行動」「勤勉的行動」「自己統制」「完遂」の項目が高かった。
今回の調査を通して、体育会学生は非体育会学生(体育会に所属していない大学生に比べ、4つの特性が強みであることが、論理的に証明することができた。すなわち「気分に波がないほうであり、黙々と続けて、やるなら徹底する」「目的を設定し確実に実行しようとする」「ストレスの発生源に対応しようとする」「全体的な視点から大枠を観察できる」。
本調査について、法政大学キャリアデザイン学部・田澤教授は、「体育会学生はストイックに競技に向き合うため、自分に足りていないところに注目する習慣があるかもしれない。自らの特徴について強みと弱みの両方から振り返ることは、今までの経験を言語化する際に有効になる」とコメントした。資料ダウンロードはこちら。