2021年09月02日 17:23

賀茂鶴酒造は、4人の杜氏がそれぞれ四季に合わせて醸造する「四杜氏四季酒」の秋の酒「純米 ひやおろし」を、9月3日から販売する。「四杜氏四季酒」は、4人の杜氏が1年を通じて、季節ごとの日本酒の味わいを追求するブランド。

日本酒の味わいは、季節とともに日々変化する。また、搾りの時期による味わいの違いや季節に合わせた味の造りなど、その季節ならではの日本酒の美味しさがある。夏のあいだゆっくりと寝かせた純米酒は、トンボが飛び始めるころ熟成した酒へと育つ。本商品は、秋の味覚とともに味わってもらう酒を目指して醸造した。おだやかな香りと深く丸みのある味わいは、繊細な秋の味覚にそっと寄り添い引き立てる。

原料米「広島錦」は、昭和初期に酒米の最高峰を目指して誕生した。「広島錦」と名づけられ、広島を代表する酒米として期待されたが、約160cmにもなる背の高さや、籾が落ちやすいといった栽培の難しさから、幻の酒米となっていた。しかし、酒米「山田錦」にも負けない酒造適性を持つ酒米であったことから、県内の農家の協力のもと、栽培が復活。

四杜氏四季酒のラベルには、杜氏や日本酒からイメージした動物をモチーフに、日本酒の季節による豊かな楽しみをデザインしている。ブランディングデザイナー西澤明洋さん(エイトブランディングデザイン)を起用し、共同でブランド開発を行った。商品の詳細やオンラインストアはこちら