2021年08月27日 11:24

global bridge HOLDINGS(gbHD)とglobal child care(gcc)は、独自に開発した大型遊具「AINI BOX(アイニーボックス)」が、第15回キッズデザイン賞を受賞した。
キッズデザイン賞は「子どもたちが安全に暮らす」「子どもたちが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」という目的を満たす、製品・サービス・空間・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信していくことを目的に2007年に創設された。AINI BOXの受賞の詳細は、受賞部門「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」、カテゴリー「プロダクト・大型遊具」となる。
「AINI BOX」はすべり台、ハンモックなど全身を使って遊び、幼児の運動機能を高める大型遊具。雨水で回る水車の水を使った砂遊びなど、天候にかかわらず2~5歳の園児が楽しめる工夫があり、自分の体を支える力やバランス感覚を培うクライミング、上り棒、平ネットなども備える。「幼児期は、生涯にわたって必要な多くの運動の基となる多様な動きを幅広く獲得する非常に大切な時期」である一方、都市部の保育園等では広い園庭の確保が難しく、保育士が見守るなかで思い切り遊ぶことができ、かつ身体能力を高められる遊具の設置は難しいため、小さな敷地でも設置できる大型遊具を開発した。「AINI BOX」で遊びこむほどに、幼児期運動指針に示された、体のバランスをとる動き、体を移動させる動き、用具などを操作する動きをバランスよく伸ばしていくことができる。