2021年08月26日 16:52

エミレーツ航空は、本拠地であるアラブ首長国連邦(UAE)建国50周年を記念した特別デザインのエアバスA380機を公開。機体の側面に「United Arab Emirates 50(アラブ首長国連邦50周年)」と、英語とアラビア語で施されたエアバスA380機とボーイングB777-300ER機が運航する。
特別塗装の「50」の数字は、ダイナミックかつ優美なシルエットを描き、UAEの歴史の積み重ねを表現したもの。連続する曲線や渦巻き模様は、先見性のあるリーダーシップに導かれ、可能性の限界を絶えず押し広げてきたUAEの50年の歴史における功績と活気溢れる特徴を表している。
また、塗装の「50」の数字の「0」の中には、UAE建国50周年記念の公式ロゴ「YEAR OF THE FIFTIETH」が納められている。特別塗装を通じて、エミレーツ航空では、UAEの発展の一翼を担う航空会社としての誇りを表現。また、UAEの展望、価値観、そして感動的なサクセスストーリーを世界中の就航地へ届ける思いが込められている。
特別デザインを施した1機目は、機体記号A6-EVGで、今月ドバイからフランクフルトに向けてデビューフライトを運航した。今後1カ月の間に、さらに多くの航空機に50周年記念の特別塗装が施される予定。なおエミレーツ・エンジニアリングのエアクラフト・アピアランス・センターでは、1枚のデカールを取り付けるために、最大14名のスタッフが約3日間作業を行う。