2021年08月25日 18:41

富士急行は、富士急行線「谷村町駅」(山梨県都留市)に、副駅名「谷村城下町」を、9月1日より導入する。今回の副駅名称は、地域に愛され親しまれる名称を設定したいと考え、谷村町のある都留市内に在住、在職、在学している人々から公募。90件の応募の中から、観光イメージにも一致する「谷村城下町」を、都留市と富士急行にて選定した。

谷村町駅周辺は、戦国時代~江戸時代にかけて、谷村城とその詰城である勝山城を中心とした城下町として栄えてきた。今回の副駅名導入は、この谷村城下町・歴史エリアの拠点である谷村町駅の持つ「富士の麓の小さな城下町つる」のイメージを、国内外に向けて広く発信。観光誘客に寄与するとともに、同駅を中心としたエリア全体の交流人口の増加による地域活性化につなげることを目的としたもの。本年6月に都留市との間で締結した「SDGs推進に係る連携協定」事業の一環となる。

なお、副駅名の導入を記念して、城下町をイメージした入場券セットや、レトロな駅舎をそのままデザインしたキーホルダーなどのグッズを発売することも決定した。また、富士急行線「谷村町駅」と「大月駅」間の往復乗車券と「ミュージアム都留」の入場券がセットになった「谷村城下町歴史探訪きっぷ」も登場。導入日当日は、「谷村町駅『谷村城下町』」前にて、10時より記念セレモニーを実施する。