2021年08月25日 18:22

UMEMARU.Incとサンクトガーレンは、神奈川県農業技術センターで開発された神奈川発の大人気ブランド柑橘「湘南ゴールド」の、特集サイトをオープンした。

湘南ゴールドは、神奈川県で開発された、神奈川県でしか生産していない希少なみかん。神奈川県農業技術センターが12年かけて「味が濃い」「香り高い」「清涼感のある酸味」をもつ黄金柑と、「むきやすい」「甘い」温州みかんを掛け合わせて開発。香り高く、一口食べたら止まらない酸味と甘みと食べやすさが特徴。

2008年から出荷が始まり、2016年に100t、2019年に150t、2020年は200tと年々出荷数が増加している。味が抜群であること、取引単価が高く、主力である温州みかんが終わった2月以降に出荷できることから、農家の経営にも「救世主」と言われ広がっている。昨今の出荷量や商品化ニーズの高まりを受け、今回サイトをオープンする運びとなった。

味の良さに気がついた企業から、湘南ゴールドの品質を押し出した酒類、飲料、お取り寄せスイーツなど商品化も活発。サンクトガーレンでは、湘南ゴールド果実を(工場で手切りして)丸ごと使用した「フルーツビール『湘南ゴールド』」を発売。Jリーグ湘南ベルマーレの「ベルマーレビール」としても採用され、ホーム戦時の名物グルメに。農家から形崩れなどB級品を譲り受けて、質の高いフルーツビールを製造する独自の仕入れがSDGsのフードロス削減としても注目されている。詳しくはこちら