2021年08月25日 07:23

大村印刷は、1個100円以下という低価格で提供していた紙製VRゴーグル「Auggle S2」を改良し、価格はそのままで環境に配慮した素材と梱包の新型紙製VRゴーグル「Auggle S2 eco(オーグル エスツー エコ)」の販売を開始する。

コロナ禍での急速な需要もあり、Auggleシリーズは延べ100社以上の顧客より採用された。海を渡って外国で使用された事例も多数ある。大村印刷は「少しでもその恩返しがしたい、地球環境や地域経済に貢献したい」という想いから、形状は現行の「Auggle S2」のままで本体の素材をエコの代名詞でもある段ボールで、包装はOPP袋ではなく紙テープ巻きとした、「Auggle S2 eco」を開発した。印刷は再生しやすいよう黒1色で、オリジナルデザインでの印刷となる。

また、製造については、まだ震災の爪痕が残る福島県にある工場に依頼する事で、東北地方の経済への貢献も可能なVRゴーグルとなっている。価格は従来の「Auggle S2」と変わらず、ロット3000個で単価100円のまま。環境への意識の高い企業は「Auggle S2 eco」を選択する事で、その取り組みのPRツールとして活用できる。大村印刷は今後も様々なビジネスと活動を通して、環境問題と地域貢献に取り組んでいく。

「Auggle S2 eco」の本体の素材はエコの代名詞でもある段ボール、より再生し易いようオリジナルの印刷は黒1色のみ。包装はOPP袋ではなく紙テープ巻きとなる。