2021年08月24日 18:36

鹿児島県大崎町は、「Yahoo! JAPAN 地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」において、企業版ふるさと納税の寄附先に選定された。

資源リサイクル率12年連続日本一の大崎町はこの寄附を活用し、「大崎システム」のCO2削減量の数値化及び他地域への展開可能なプログラム開発を行い、さらなる脱炭素化の促進を目指す。

鹿児島県大崎町は20年以上に渡り、「大崎システム」という「焼却炉に頼らない、廃棄物の80%以上をリサイクルする資源循環型の社会形成」に取り組んできた。その結果、自治体としてリサイクル率12年連続全国1位を達成し、第2回ジャパンSDGsアワード副本部長賞を受賞するなど、環境問題への取り組みは国内外から高い評価を得ている。

この度、ヤフーからの企業版ふるさと納税の寄附先に選定されたことで、今まで実績を重ねてきた「大崎システム」を国内外に展開し、国内外の脱炭素化を促進することを目的とした事業を推進することが可能になる。具体的には、日本全国の地方自治体等での実証実験の実施、展開を希望する地方自治体の公募、「大崎システム」の評価や新技術開発に向けたコラボレーターの公募を予定している。

ごみの分別やリサイクルのみならず、環境負荷の低い商品の開発や販売方法の開発を、小売業、消費財メーカー、素材メーカー、物流企業および、環境学・環境経済学・社会学分野での研究者とともに行っていく。

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