2021年08月18日 18:32

台湾行政院農業委員会(日本の農林水産省に相当)を代表する台湾珈琲研究室と台湾コーヒー協会は、ACEと提携。台湾のスペシャリティコーヒー、初のプライベート・コレクション・オークションで競売される、9つの優秀なコーヒーを発表した。
台湾の農家は100年以上コーヒーを栽培してきた。標高の高い山脈と多様な微気候(畑のあぜ等の狭い気候)のある台湾は、様々なコーヒーの種類とプロセスをサポート。世界的に有名なお茶の繊細さを引き出す専門家によって生産された多くのコーヒーは、その品質と独特の風味で、世界に進出する準備ができている。
このたび、5カ国を代表する26人のパネリストが、19のサンプルを分析し、オークションに参加する9つのロットを選出した。さらに、85~85.99点を獲得した6つのコーヒーはサンプルセットに含まれ、台湾珈琲研究室から直接販売される。86点以上を取った優勝ロットたちは、それぞれ3つの品種と3つの製造工程を代表している。その中で1位に選ばれた「ナチュラルゲイシャ」と3位の「ハニーゲイシャ」は、 どちらも許定燁(シュディンイェ)がプロデュースした、卓武山コーヒー農園が生産した。
元々茶畑だった卓武山では、2001年にコーヒーの栽培を始めた。標高1200メートルの農場は低温の環境を作り出し、コーヒーの糖度を高める。更に厳選されたコーヒーの種類、多様な加工法、天然温泉水の使用により、卓武山コーヒーファームのコーヒーは雑味がなく、滑らかだという。詳しくはこちら。