2021年08月17日 18:39

エフェクチュアルは、7月26日~7年28日までの期間、バイトテロに関する調査を実施した。

まず、「SNS上でバイトテロに関する投稿を見たことがあるか」との問いには、約3割が「ある」と回答した。バイトテロに関する投稿を見たことがある媒体としては、1位は「Twitter」で41.5%という結果になった。Twitterは他のSNSより比較的幅広い年齢層に利用されていることに加え、ユーザーはリアルタイムに情報を発信する傾向がある。また、リツイート機能があることから、拡散性が高いことが、1位の理由として考えられる。

次に「バイトテロが発生した店舗に行きたいと思うか」尋ねると、93.7%がバイトテロが発生した店舗に「行きたくない」と回答した。バイトテロの発生はユーザーの来店意欲を妨げるため、集客に大きな影響を及ぼすことが分かる。さらに、バイトテロの発生時の企業の対応で、一番不誠実だと思うものとしては、1位に挙げられたのは「事実の隠蔽」、2位は「対応の遅さ」。発生時の対応として「事実の隠蔽」や「対応の遅さ」が更に企業への信頼低下に繋がることが分かった。

加えて、直近で自分が勤めている会社やバイト先で、SNSに関する研修を受けたことがあるかを聞いてみると、会社やバイト先でのSNS研修は13.6%と非常に低い結果に。防止策の実施に着手できていない企業が多いことが、未だバイトテロが多発する理由の一つだと考えられる。