2021年08月12日 17:37

NSG7グループが支援するベジ・アビオは、フタバと共同開発した「トマトだし」を、8月11日より、新潟伊勢丹1階「NIIGATA越品」にて数量限定で販売する。

ベジ・アビオは、メインブランド「とマとマとマと」などのトマトを新潟市北区で生産し、新潟県内のスーパーや直売所で販売している。「とマとマとマと」は、栄養素の濃度を濃縮する栽培方法で生産しており、糖度10度を超える甘さのほか、ぎゅっと濃縮した濃い旨みが特徴のトマト。年間の生産量は約20tだが、そのうち約5%は傷や奇形などの規格外品となり、地元の直売所では人気の商品となっている。しかし、豊作時には想定以上の量の規格外品が収穫され、時期によっては高糖度でおいしいトマトを廃棄してしまうこともあった。こういった規格外品を有効活用するべく、新潟三越伊勢丹「NIIAGATA越品」がプロデュースしたのが、「ダシ」への加工だ。

「ダシを科学する。」をコンセプトに、特徴ある様々なダシを製造するフタバが、ベジ・アビオの高糖度トマトを凝縮し、「トマトだし」を製造。トマトには、昆布と同じ「うま味」成分であるグルタミン酸が含まれている。旨みの強い「とマとマとマと」をダシに加工することで、濃縮した旨みがさらに凝縮され、おいしいトマトだしができあがった。洋風のスープのほか、そうめんのつゆや味噌汁、おでんや鍋、煮物など、通常の昆布だしのような使い方もできる。

「越品のだしトマト」は価格756円(税込)。新潟伊勢丹1階「NIIGATA越品」コーナーにて8月11日より販売開始。