2021年08月10日 10:38

阪神電気鉄道は、Juwwaと協業し、阪神甲子園球場で行われる試合やイベントの一体感・臨場感・熱量を、リモートでも体感・共有できる音声SNSアプリ「a Koshien(β版)」を8月9日(予定)から配信し、音声交流の実証実験を開始する。
Juwwa社は、スポーツ及びエンタテインメントを新しい切り口で楽しむためのWebコミュニティサービスを提供している。両社は、2020年7月と11月に、リモート観戦×テキストチャットの形で、期間限定の実証実験を実施した。それらの結果や、昨今様々な音声サービスが注目され盛り上がりを見せている状況を踏まえ、音声の方が、スポーツ観戦の醍醐味である一体感・臨場感・熱量をよりリアルに体験できるのではないかと考え、その発展形の実証実験として、今回、音声SNS機能を搭載した同アプリを配信することにした。
同アプリの名称にもなっている「a Koshien」は、ユーザーの人々に「新しい甲子園体験」を楽しんでもらうことを目的とした実証実験版のサービスブランド。新型コロナウイルスの影響で同球場に足を運ぶことができなくなった人、遠方に居住していたり、家事や仕事で多忙だったりで、同球場を訪れることが難しい人などが、いつでもどこにいても、様々な形で「甲子園」が楽しめるサービスを目指している。
スケジュールは、8月9日~20日(予定)までは、先行テストユーザー及びそれらの人々からの招待ユーザー限定のクローズド版としてテストを実施。その後、8月21日(予定)から、オープン版として開放する予定。