2021年08月06日 18:51

小さな森の学童は、増加する子どもの精神疾患の問題を解決を目指し、子どもたちの悩みやちょっとした変化に気付きケアする学童保育「小さな森の学童」を堺市北区にオープンした。

以前は、子どもは精神疾患にかからないと言われていた。しかし、18歳以下の精神疾患患者数は28万人近くと年々増え続け、小学生の発症も珍しくない状況になっている。子どもは自分の状況を客観視したり、悩んでいることを言葉にして助けを求めたり、自分で環境を変えることができまない。そんな状況を変えるため、子どもたちひとりひとりの様子に徹底的に目が届く人、時間、場所を備えた学童保育を作った。子どもたちの悩みやちょっとした変化に気づいた場合、家庭、学校などとも連携を取り、精神疾患を患う前にケアすることが大切だと考えている。

ひとりひとりとしっかり向き合い、それぞれのやりたいことを叶えられるよう、定員21人、子ども最大7人に対してスタッフ1人という業界でもトップクラスの人数配置で運営する。また2週間に1回、スタッフと2人で過ごす時間を設け、やりたいことをいっしょに叶えられる時間を作る。

通常19時、最長21時まで開室。希望があれば延長利用時に食事の提供を行う。夏休みなど終日利用日は手作りの昼食を提供予定だ。民間学童の相場の5~6割の料金設定で、週1から、単発などさまざまな料金プランを用意している。

夏休みキャンペーンとして、8月31日まで1000円(税込)で2回、小さな森の学童をためすことができる。※ランチ、おやつ付き。