2021年08月02日 14:47

コークッキングは、茨城県と「食品ロス削減に向けた連携協定」を締結し、締結式を実施した。茨城県では、「食品ロス」の削減に協力する飲食店や宿泊施設等を募集して登録・紹介する「いばらき食べきり協力店」等の取り組み等を通じて、事業者の食品ロス削減を推進している。また同県は、大消費地である首都圏に近く、大手食品製造業が数多く立地しており、食品生産工程における生産ロス、汚損、過剰生産などのロスを減らすことをも目指してきた。

一方、フードロス削減アプリ「TABETE」は、「まだおいしく安全に食べられるにも関わらず、店頭では売り切るのが難しそう」「このままでは自慢の商品がロスになってしまう」。そんな場面で出品された食べ物を購入して、「レスキュー」できるサービス。

掲載店舗は約1560店舗(2021年8月)。飲食店や小売店は、廃棄の危機にある食べ物を1品から出品可能。出品したメニューは即時にTABETEアプリに掲載され、40万人以上のユーザーが閲覧できるようになる。購入が確定するとお店に通知が届き、購入者が来店したら、アプリの画面を確認して商品を渡せば「レスキュー」完了となる。

今後、コークッキングでは、TABETEを利用する事業者や消費者に向けた情報発信や、いばらき食べきり協力店制度の周知・広報、茨城県内における実績資料の提供などを実施。また茨城県では、県のホームページや広報物、イベントなどでの県内でのTABETE活用に向けた情報発信、県内食品関連事業者とのコーディネートなどを行っていく。