2021年08月02日 10:52

SOLIT(ソリット)は、5月に協働を発表したリハビリを専門とする医療法人えいしん会岸和田リハビリテーション病院、医療分野のDX推進と研究・開発を専門とするMR&S SDX研究所と連携し、「病院服」の開発をスタートした。

岸和田リハビリテーション病院と、SOLIT、SDX研究所は、今回、医療・福祉のケアの範囲を広げ、「ファッション」からのアプローチも開始。病院の入院・訪問患者向けに、これまでは機能性や運用のしやすさを重視したレンタルの病院服・リハビリテーション服を提供してきたが、「着られる」「着せやすい」ことを念頭に置いてきた反面、「着たくなる」「着て出歩きたくなる」といった気持ちや、その心の変化による社会参加のケアまで手が回りきっていなかったように思われる。

そこで、岸和田リハビリテーション病院では、入院・訪問患者と医師・看護師・セラピスト、そしてオールインクルーシブファッションサービスを運営するSOLITと連携し、業界を超えて多業種・多職種の協働をもって、企画段階から多様な人を巻き込んだ「私たちの病院服」を開発する。現在試作品第1弾が完成し、実際に通院・入院している身体に障害のある患者数名に試着してもらい、ここからさらにブラッシュアップをしていく予定。医療・福祉×ファッションの新たな挑戦の息吹を人々に感じ取ってもらうため、同イベントを誰でも参加ができるものとして公開することにした。

オンラインイベント参加費用は無料。日時は8月5日20時~21時30分。会場はZOOMにてオンライン配信。

参加登録はこちら(Peatix)