2021年07月14日 17:47

お風呂に関わる企画・開発・販売などを行うバスリエでは、提供する診断サービス「お風呂診断」のなかで、製造業で働く720名のお風呂と仕事の関係を分析した結果を公開した。
それによると、平日にお湯に浸かる回数でもっとも多い回答は「5日」323人で、44.86%だった。次点が「浸からない」153人で21.25%、「3日」96名で13.3%となった。
平日5日湯船に浸かる人と、3日湯船に浸かる人の筋肉や関節の疲れや痛みについて調査したところ、平日5日湯船に浸かる人で筋肉や関節の疲れや痛みを感じると回答した人は51.71%。それに対し、平日3日湯船に浸かる人は66.67%と、14.96ポイントの差があった。むくみについて調べると、平日5日湯船に浸かる人でむくみを感じると回答した人は58.82%。一方、平日2日湯船に浸かる人は65.91%と、7.09ポイントの差があった。
さらに精神面の違いについても調査したところ、平日5日湯船に浸かる人で気分が晴れないことがよくあると回答した人は64.08%に対し、平日3日湯船に浸かる人は76.05%と、11.97ポイントの差があった。平日の入浴日数が多い人ほど、前向きに仕事に取り組んでいる人、職場の同僚と気軽に会話や相談ができると答える人、毎日よく眠れていると答える人が多いことも分かった。
本調査の結果から、平日の湯船に浸かる日数が多い人ほど体の不調も感じにくく、前向きに仕事に取り組んでいることが明らかとなった。また湯船に浸かる回数が多い人と少ない人では、睡眠の質に特に大きな差が出ていることも分かった。