2021年07月14日 15:39

TP東京は、環境に配慮した紙製の肉球型パッケージ「NUCO(ヌコ)」を料理家・寺井幸也さんと共同で開発した。

「NUCO」は、犬猫の肉球をイメージし、これまでのテイクアウトパッケージにはない、ユニークなデザインが特徴。おかずやごはんのボリューム、料理の詰めやすさも考慮した形状設計。肉球型だが、料理がより美味しくみえるこだわりのフォルムで、視覚的にも楽しむことができる。素材は環境に配慮したパルプモールド(紙製)で作り上げ、耐水・耐油加工も施されているためテイクアウトに最適。レンジ対応可能であり、可燃ゴミとして捨てられる。開発には、ブランディングディレクターの行方ひさこさんと容器製造メーカーであるケーピープラテック社が協力した。

今回の企画は、「何か社会貢献のできる容器を開発できたら」という思いから始まった。寺井幸也さんは現在、保護猫と一緒に生活していることもあり、動物福祉に関して高い関心を持っていた。また、同社が展開するオンラインストア「TAKE PACK(テイクパック)」は、サステナブル=持続可能という考え方を大切にしており、動物に対しても例外ではない。両者の思いがリンクしたことで容器の実現に至った。容器の売上の一部は、動物関連団体へのオンライン寄付サイト・アニマル・ドネーションへ寄付される。

容器は、7月にオープンした「幸也飯」渋谷東急フードショー店で使用を開始。また「TAKE PACK」オンラインストアでも、近日販売予定。

TAKE PACK