2021年07月07日 17:52

旭化成延岡支社に2020年01月に発足した「地域活性化推進グループ」と建築家・山根俊輔さんが、ゴミ集積所の問題を解決するためのアイデアコンペ「GOMIcompetition」を主催。6月26日に、募集を開始した。

住宅地や市街地を問わずゴミ集積所の設置場所については、臭い、景観、カラスによるゴミの散乱、外部からの持ち込み、ゴミの放置など様々な問題がある。そのため、ゴミ集積所は、「自分の家やお店の近くに来て欲しくない」と思われることが多い。また、コロナ禍による巣篭もり需要の高まりから家庭ゴミの量は増大しており、それに伴い、ゴミ集積所はさらに過酷な状況になっている。

とはいえ、ゴミ集積所は生活に必要不可欠な施設であり、さらには、地元住民が必ず定期的に訪れる公共の場所でもある。「是非!ウチの家・店の前に設置してほしい」とみんなが奪い合うようなゴミ集積所ができれば素晴らしい世界になるのではないか。今回のコンペでは、そんなゴミ集積所のアイデアを募集する。

コンペは、大学准教授・まちづくり・IT事業など、多様な価値観を持った審査員構成となっており、多角的な視点やアイデアの現実性を審査。日本中の同じ課題を持っている人への示唆となるような公開審査を行う。最優秀案は、宮崎県の延岡市内の実在するゴミ集積所で実施を予定。提出期限は7月26日23時59分まで。詳しくはこちら