2021年07月07日 11:47

Bitpeepsが、災害対策アプリ「ボウサイコンパス」を、6月1日にリリースした。

近年続けて発生した国内の各種災害において、その事前の防災意識や言語の壁、災害時行動のマネジメントや統制などの課題が生じていた。災害前において物心両面の十分な準備を行い、災害時において安心・安全を提供する為に、「ボウサイコンパス」の開発に至った。

同アプリは、火災現場で適切な状況判断と行動支援を行う為の情報を、手元のスマートフォンに提供。火災時において重要な「火災か誤報か」「火元箇所」「怪我人の有無」や、「スタッフ間の行動・経過」などの情報共有、「アクションカードの表示・音声アシスト」「クラウド経由・ICT機器の活用による火災通知の自動一斉送信」などの行動支援を通じ、全ての関係者が冷静に考える・動ける環境を作り出す。増加し続ける水害対策としては、「気象データ」「河川の水位データ」などをスマートフォンのプッシュ通知として素早く表示する事が可能。また「施設スタッフの役割の共有」「行動アシスト」を提供し、適切でスムーズな避難行動を促す。思いがけない大型水害に対し、適切な情報と行動アシストを発信する事により、それぞれの現場で命を守る行動を一早く取れるようにする。

災害時以外でも館内情報、業務連絡、気象情報、防災訓練情報なども手元のスマホやタブレットに、通話用の電話や他のアプリと異なった着信音やアナウンスにより通知を行うことが可能。通知内容は、手入力や定型分に加えて、マニュアルやチェックボックスなどを含めたマニュアルアプリとの連動も可能だ。

Bitpeeps