2021年07月06日 11:08

トラストバンクは、7月5日、自治体向けの太陽光発電可視化サービス「そらっち」の提供を開始した。

「そらっち」は、航空写真を基としてAIを用いて太陽光発電設備を可視化し、「償却資産税サービス」と、「環境情報サービス」の2つのサービスを提供する。「償却資産税サービス」では、地番データを元にした償却資産税対象設備一覧の作成と設置場所ビューアの提供を、「環境情報サービス」では、地方公共団体実行計画策定支援として太陽光導入の可視化・分析レポートなどの提供を通じて自治体業務を支援する。

同サービスは、自治体において太陽光発電設備に対する償却資産税の課税および徴税業務の円滑化の支援に加えて、政府の掲げる2050年カーボンニュートラルに向け自治体に求められている地球温暖化対策に関する「地方公共団体温暖化対策実行計画」やゼロカーボンビジョンの策定への活用が期待できる。

「そらっち」は、トラストバンク、オービタルネット、エックス都市研究所の3社で提供。トラストバンクは、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」やデジタル行政を支援する「パブリテック事業」などで培った自治体ネットワークや自治体に寄り添ったサービス提供のノウハウを通じて、自治体へ案内する。オービタルネットは、自治体における課税事務で活用実績のあるAI技術により高精度のデータを抽出し、エックス都市研究所は、再生可能エネルギー全般に係る分析やレポーティングを行う。

サービス開始日は7月5日。

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