2021年07月05日 09:13

日刊自動車新聞社は、7月2日、「日刊自動車新聞 用品大賞2021」のグランプリをはじめ、各部門賞を発表した。

「日刊自動車新聞 用品大賞」は1987年のスタート以来、自動車ユーザーに多彩で充実したカーライフを提案すると共に、自動車用品の販売促進と業界発展に寄与することを目的として選定し、今年で34回目を迎えた。今回の表彰はグランプリ、準グランプリのほか、18部門と特別賞の合計24社を選んだ。今年度の用品大賞は、ドライバーの安心・安全を支援する製品や車載専用ならではの利便性の高いカー用品などが目立った。また、ニューノーマルを踏まえて販売が急増した製品なども選出。社会情勢や市場環境を反映した結果となった。

グランプリはパイオニアの車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」に決定。「DCT-WR100D」は、クルマのオンライン化を実現する車載用Wi-Fiルーター。車内向けインターネット接続サービス「docomo in Car Connect」の高速LTEのデータ通信を定額で制限なく使用でき、ネットワーク機能を備えた車載機器やスマートフォン、ゲーム機器などを同時に最大5台までWi-Fi接続可能とした。車載専用設計ならではの機能性と耐熱性を備え、ニーズにあわせた料金プランの選択や簡単に取り付けられるなど他社製品との差別化を図った。発売以降、テレワーク需要の拡大などもあり、販売も好調に推移。カー用品店などからも「ユーザーニーズにマッチした製品」などと高い評価を得たことなどを鑑み選定した。

日刊自動車新聞社