
マイボイスコムは、6回目となる「空気清浄機の利用」に関するインターネット調査を6月1日~5日に実施し、1万144件の回答を集めた。
同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、空気清浄のために利用している家電がある人は5割弱。利用しているものは(複数回答)、「加湿空気清浄機:加湿機能付き」「空気清浄機:空気清浄機能のみ」が各2割弱、「エアコン:空気清浄機能付き」が1割強となっている。空気清浄機の利用率は4割強、2018年調査より増加している。利用台数は、「1台」が29.3%、「2台」が9.4%、「3台以上」が4.0%となっている。
主に利用している空気清浄機のメーカーは、「シャープ」が利用者の42.1%、「パナソニック」「ダイキン工業」が各10%台。空気清浄機を購入した目的・理由は(複数回答)、「花粉対策」が利用者の52.9%、「ほこり対策」が43.0%、「においの除去(脱臭)」「ウイルス対策」が各3割強。「花粉対策」は関東で比率が高く、北海道や北陸・九州で低くなっている。「PM2.5対策」は中国・四国・九州で高い傾向だ。
空気清浄機利用意向者に、選定時の重視点を聞いたところ(複数回答)、「価格」「メーカー・ブランド」「手入れのしやすさ」が各50%台、「除菌機能」が41.2%、「大きさ」「集じん機能」「運転音・動作音の静かさ」が各4割弱。「デザイン・色」「大きさ」「省エネ」「手入れのしやすさ」は、女性が男性を10ポイント以上上回る。「手入れのしやすさ」は女性高年代層、「デザイン・色」は女性若年層で比率が高くなっている。