2021年06月30日 08:34

Studio ENTREは、NFTを通じた音楽×アートワークの販売サービス「.mura(ドットミューラ)」を9月にローンチする。

「.mura」は作品の価値を最大化するマーケットプレイス。マーケットプレイスでは、NFT(ブロックチェーン上で流通するデジタル資産の一種で、偽造や複製とオリジナルを区別する鑑定書と所有証明書付きのデジタルデータのようなもの)を通じて作品を販売できる。「.mura」で扱う作品は「音源」と「アートワーク(写真・イラストなど)」のセットを基本単位としている。また「.mura」では、音源とアートワークからなる作品を最初に購入した人を「コモンズオーナー」と呼ぶ。コモンズオーナーは、ミュージシャン・アーティストから公式サポーターとして認定され、他の人々のために購入した作品の拡散に貢献したり、音源の流通によって発生する収益の一部を得ることが可能だ。

「.mura」はインターネット上の場所をしめす「.(ドット)」、アート作品が展示される場所である「museum」、複製によって失われた芸術作品の存在価値「aura」を組み合わせた造語だ。同サービスは、NFTを始めとした先端テクノロジーを、音楽家と音楽ファンの新しいコミュニケーションのために活用。複製可能なデジタル時代において「コンテンツ」と呼ばれるようになった音楽の「作品」としての価値を再確認し、ユーザーと音楽家の濃厚な関係を再醒することを目指す。

ローンチにあわせて「.mura」に出品するミュージシャン・アーティストの事前募集を開始する。

公式サイト