2021年06月28日 18:54

バカンは、リアルタイム混雑情報配信サービス「VACAN(バカン)」を用いて山口県下関市のワクチン摂取予約代行受付施設17箇所のリアルタイム混雑状況を可視化する取り組みを開始した。これにより来館者は混雑を避けた行動をしやすくなり、快適な会場の利用を促進する。

今回のリアルタイム混雑情報配信サービス「VACAN」の導入により、下関市のワクチン接種予約代行受付施設17箇所の混雑状況をオンライン上から確認できるようになる。混み具合の情報は、担当者が手元のスマートフォンなどからインターネット上の管理画面を操作することで更新。表示は、「空きあり」「やや混雑」「混雑」の3段階となる。

混雑可視化はカメラなどによる解析によっても行えるが、一時的な利用である中でカメラなどのハードウェアなどを購入、設置するのは導入コストが高いといった課題があった。一方で本サービスは、担当者が手元のスマートフォンなどから入力するだけで可視化が可能なため、導入にかかるコストが低く、迅速な運用が可能といったメリットがある。

混雑情報はアプリなどのダウンロード不要で、スマートフォンやPCなどから誰でも見られる。利用者が事前に混雑状況を確認できるようにすることで、自発的に混雑を避けた行動を取りやすくなりる。またリアルタイムの混雑情報を確認できるため、移動のタイミングや行動プランを立てやすいといったメリットが考えられる。