2021年06月24日 12:57

kitafuku(キタフク)は、クラフトビールを醸造する過程で廃棄となるモルト粕を用いたクラフト紙「クラフトビールペーパー」の一般販売を開始した。

クラフトビールの醸造には大量の麦芽が必要となる。モルト粕は、ひと月の醸造で2000kgほど出ることもあり、そのほとんどが廃棄となっている。「この廃棄されるモルト粕を活用できないか?」という発想から生まれた再生紙が「クラフトビールペーパー」だ。「クラフトビールペーパー」は、クラフトビールを醸造する過程で出るモルト粕を紙に混ぜ込んで作られたクラフト紙。ところどころにモルト粕が見受けられ、モルトの存在を確かに感じる味わい深いクラフト紙となっている。「クラフトビールペーパー」を通じて、モルト粕を提供するブルワリーと協力しながら「廃棄となるモルト粕が価値ある製品に生まれ変わる」新しいアップサイクルの仕組みを広げていく。

まずは「ポストカード」、「コースター」、「原紙」を販売予定。「ポストカード」は、あたたかみのある素材を活かし、メッセージカードとして使用できる。それぞれのブルワリーのロゴやデザインを印刷することでオリジナルグッズとして利用可能だ。「コースター」は、初回製造から改良を重ね、店舗でも使える製品として登場。厚みを加えることで、より丈夫なコースターに生まれ変わった。ブルワリーのロゴやデザインの印字も可能だ。「原紙」は、クラフトビールを提供する店舗でのメニュー表をはじめ、様々な用途に活用できる。原紙についてはA4、B5サイズなど、シーンに合わせて様々なサイズを用意する。

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