2021年06月22日 13:00

日本ベネックスは、茨城県つくばみらい市の物流施設「アイミッションズパーク守谷」の屋根を賃借した太陽光発電所「ベネックス守谷ソーラーポート」の運転を開始した。
同社は、創業以来、63年の精密板金加工業の実績をベースに、培った技術を生かして2012年より再生可能エネルギー事業を展開。「限りなく変化する社会のニーズに応えて、常に技術の革新に努め、新しい価値を創造する」ことを企業理念の一つとして掲げ、新たな価値の探求とその事業化による付加価値の提供を使命として、事業を展開している。
「ベネックス守谷ソーラーポート」は、同社として9件目となる「屋根借り」太陽光発電所。伊藤忠アドバンス・ロジスティクス投資法人が運用を行う物流施設「アイミッションズパーク守谷」の屋上屋根に2160枚の太陽電池モジュールを設置して建設を進めており、今回稼働した。年間予想発電量は、一般家庭約300世帯分に相当する約89万kWhを見込んでいる。
「ベネックス守谷ソーラーポート」の稼働により、同社の保有する自社発電所は25件(約22.6MW)となった。このうち、屋根借り太陽光発電所は9件(約13.9MW)となる。同社は、太陽光発電所の建設を通じて、再生可能エネルギーのさらなる普及を目指していく。
所在地は茨城県つくばみらい市。運転開始日は6月19日。