2021年06月17日 18:00

大阪府住宅供給公社は、茶山台団地(堺市南区)で施工した子育て世帯など若年層の多様なニーズへの対応とデザイン性を兼ね備えたリノベーション住戸について、6月28日から入居者募集を開始する。また、6月26日、27日にオープンルームを実施する。

公社では、高齢化が進む高経年の団地に単身世帯や若年夫婦、子育て世帯などの若年層を誘引するため、2015年度から公募により建築家などの民間事業者のノウハウを活用した住戸リノベーションを供給している。今回は、「「ロの字壁」が紡ぎだすこれからの働き方とくらし」をコンセプトに、公社初となる以下の試みに挑戦し、新しいプランを用意した。「ロの字壁」で部屋をちょうど良い広さに区切ることで、生活スタイルの変化に対応できる使い勝手の良い間取りとなっている。

2戸を1戸につなげるリノベーション「ニコイチ」では、これまでのヨコつながりに加えて「タテつながり」にも挑戦し、仕事とプライベートの切り替えに配慮した「これからの働き方とくらし」について提案している。「庭つき住戸プラン」では、団地ならではのゆったりとした敷地の中に、部屋とつながる庭を設けることで、自然を感じる伸びやかなくらしを提案している。全部屋にワークスペースを設けているので、テレワークはもちろん住居兼事務所としても活用できる。

入居申込受付は、6月28日10時から(先着順)。入居時期 は8月上旬予定。