2021年06月15日 11:02

三菱地所レジデンスは、これまでにない新しい水回り住設機器「MIXINK(ミキシンク)」をタカラスタンダードと共同開発した。

これまで、賃貸マンションにおけるワンルームプランは、必要不可欠と考えられた水回りに制約を受け、定番化された間取りで作られてきた。しかし近年ライフスタイルが多様化する中で、三菱地所レジデンスは、個人によって住みやすい間取りは定番の間取り以外にもあるのではないかと考え、賃貸マンションの仲介業務に携わるグループ会社へヒアリングした結果、ユーザーの住まい選びの決め手になる要因で一番多いのは「生活スペースの広さ」であることがわかった。そこで、現状当たり前に設置されていた水回りは、多様化するライフスタイルの中で、兼用可能なものがあるのではないかとの結論に至り、「MIXINK」を開発した。

「MIXINK」は、キッチンと洗面化粧台を合体させた新しい住設機器で、これらの水回りを1つにまとめることで居住スペースを有効活用し、限られた空間における新しい暮らし方を提案する。「MIXINK」の特徴は、「キッチンと洗面化粧台を一体化させ水回りの省スペース化を実現し、生活空間を拡大する」、「現代の多様なライフスタイルに寄り添った、新しい間取りを選択可能にする」。第1号物件として、品川区西五反田二丁目に建設中の賃貸マンション「ザ・パークハビオ」に導入予定だ。