2021年06月14日 13:59

メニコンは、1日使い捨て乱視用コンタクトレンズ「Magic toric」の乱視軸を追加し、6月14日より発売する。
「Magic toric」は、レンズ内面にふれずにレンズを取り出せる「スマートタッチ」と、従来のコンタクトレンズとは全く異なるユニークな形状で薄型レンズ容器を実現した「フラットパック」という同社独自の特長を併せ持つ1日使い捨てコンタクトレンズ「Magic」シリーズの乱視用タイプ。レンズ内面にふれずに清潔に装着でき、レンズの表裏確認が不要で、2011年に近視用を、2020年に乱視用を発売後、それぞれユーザーより好評を得ている。
乱視とは、角膜や水晶体のゆがみにより網膜上に正しく像を結ばない状態をいい、モノが二重に見えたりにじんで見えてしまう。矯正のためには、特定の方向の光だけを屈折させる必要があり、Magic toricでは従来、乱視軸180°と90°を用意していたが、今回、新たに15°と165°をラインアップに追加した。
一般的に、近視用レンズと比較して乱視用レンズの価格は高く設定されているため、乱視用レンズを装用した人がよりはっきり見える場合でも、近視用レンズを使用しているケースが多いと考えている。Magicシリーズは定額制システムのメルスプランにラインアップしており、メルスプラン会員においては、近視用レンズ・乱視用レンズともに同一月会費となっている為、気軽に乱視用レンズを利用できる。