2021年06月08日 09:19

HEATVANCEは、暑熱下で一大事になる前にアラームとLED表示で知らせるウェアラブルデバイス「熱中対策ウォッチ カナリア」を5月1日より発売した。
地球温暖化に伴う気温上昇により、2018年には9万5137人が熱中症によって救急搬送されており、今後も熱中症による救急搬送者数は増加すると予想されている。こうした背景から、2019年に熱中症対策を取りまとめている環境省より「平成31年度、令和2年度熱中症対策ガイダンス策定に係る実証事業」を受託し、ウェアラブルデバイスを用いた熱中症対策の実証を進めてきた。
同デバイスは、気温や湿度の上昇ではなく、デバイス着用者個人の熱のこもり具合をモニタリングすることで、熱中症になる前に着用者に知らせることを可能にする。機能をシンプルにし安価で提供するため、Biodata bankが開発した身体の外から身体の内部の温度を推定するセンサー技術を応用して、熱中症を未然に防ぐデバイス「熱中対策ウォッチ」の開発・製造に取り組んだ。今回、2020年発売のモデル「熱中対策ウォッチ」のユーザーからの声を反映し、防水性能やデザインを一新し、2021年モデル「熱中対策ウォッチ カナリア」として販売する。
「熱中対策ウォッチ カナリア」は、暑い環境下などで身体に熱がこもって来た際に、アラームとLED表示で知らせる。通信不要・充電不要の3カ月使い切りタイプ。手首に巻くだけなので、子どもからお年寄りまで幅広く使用できる。
希望小売価格は4950円(税込)。