2021年06月07日 17:24

オンデオマは、名刺への抗菌・抗ウィルス加工サービス「プラチナナノコーティング」を、6月7日より開始した。コロナウイルスの影響で対面での名刺交換の機会が減る中で、安全に名刺交換ができないか、様々な方法が施策・検討されている。
現在、主な抗菌名刺サービスの抗菌紙やニス加工では、デザイン性や抗菌効果が損なわれてしまう側面がある。名刺において用紙を選定する際、質感や色合い、そして手触りがポイントとなる。そこで同社では、抗菌名刺においても、用紙の風合いをそのまま活かし、かつ抗菌効果も損なうことなく、出来るだけ多品種の用紙に適用可能な方法を検証し、本製品のリリースに至った。
「プラチナナノコーティング」では、プラチナナノ粒子配合溶液を使用している。プラチナナノ粒子配合溶液とは、4ナノメートルの微小なプラチナナノ粒子(白金ナノ粒子)を使用。エタノール・アルコール類は不使用のため、人体にも安全。プラチナナノ粒子が用紙の表面と繊維の中まで固着する事で、抗菌作用を維持。使用用途や保管方法により効果期間は異なるが、箱に入れた状態で3カ月以上効果が持続する。
「プラチナナノコーティング」では印刷後に加工を施すので、用紙の種類をほぼ問わず加工が可能。現在40種類以上の用紙で利用できる。プラチナナノ粒子配合溶液を名刺に付着させるので、用紙の質感や風合いを損なうことがない。加工費用は名刺100枚につき1200円~(税別)。詳しくはこちら。