2021年06月03日 18:24

米国カリフォルニア州の約7600のアーモンド生産農家ならびに100を超える製造加工業者で組織される「カリフォルニア・アーモンド協会」は、世界の主要マーケットを対象に実施している、ナッツに関する消費者調査「2020 Global Perception Study」および、「2020 AAU Study」の日本市場における調査結果を発表した。
Global Perception Studyは、当協会が毎年実施している調査で、家庭において食料品の購入および決定に関与している消費者を対象に、「Awareness(認識)」、「Attitude(態度変容)」、「Usage(消費)」の観点から、アーモンドを含むナッツを消費する国や地域の人々の意識と実態を把握する調査。同調査によると、アーモンドはナッツの中でも突出して認知度が高く、「ナッツと聞いて最初に思い浮かべる」として、前年度の調査結果に引き続き、カテゴリ内のナッツのなかでトップとなったほか、「スナック(間食や軽食としてそのままの形でそれだけを食べること)として食べるナッツ」として、同調査の開始以降初めて、トップを獲得した。
また、日本の消費者は、アーモンドは栄養価が高く美容に有効であると認知しており、これらの理由から、アーモンドがスナック(間食)として選択されている。
調査により、アーモンドの特性については、アーモンドに豊富に含まれている栄養素の中でもとりわけビタミンEへの関心が高く、肌や髪の健康への貢献に大きな期待が寄せられていることも分かった。