2021年06月03日 16:29

エクスペディアは、「旅のパートナー」に関する調査を、世界12地域1万5000名を対象に実施した。

調査によると、コロナ禍で最も恋しいと感じることについて、57%の日本人が「制限なく旅行すること」という回答をあげた。新型コロナウイルス感染者数の増加やそれに伴う政府の方針などにより、海外旅行だけではなく、国内旅行も気軽にできていない状態が続いている。そのため多くの人が「制限なく旅行したい」と感じているようだ。2位以降には、「マスクをせずに出かけること」「家族や友人とのハグ」が続いた。

また約半数となる49%が、「旅行予約をする際、コロナ前よりコロナ後の方がストレスを感じるようになった」と回答し、これはアメリカに続き、2番目に高い割合となっている。さらに調査では、日本人の多くが旅行中に「手助け」を必要としていることが分かった。「前回の旅行で、手助けを得られたことに感謝している」と回答した日本人は63%と半数以上。手助けをしてくれる人やツールで役立ったものついて尋ねると、「スマートフォンや旅行アプリ」という回答が49%と、最も多い結果となった。

さらに今後12カ月の旅行予約で重要だと考えていることを尋ねたところ、「予約内容を簡単に変更できること」が1位に。新型コロナウイルス感染症の状況は常に変化しており、旅行計画をする際も見通しを立てることが難しくなっている。そのため多くの日本人は、柔軟な予約のサポートを望んでいるようだ。