2021年06月03日 16:14

SAKURUG(サクラグ)は、6月3日、SDGsに特化した採用プラットフォーム「Sangoport(サンゴポート)」のWebサイトをオープンした。7月のサービス提供開始に先駆け、求職者事前登録、掲載企業の募集を開始する。
「Sangoport」は、「はたらくに寄り添い、はたらくで前向きに」を合言葉に、性別、年齢、国籍に関係ない採用情報に強い転職サイト。就職において、社会的ハードルを感じている人々(性別、年齢、国籍などの面で)に対し、サービスを提供する。求人掲載は、これからの社会のあり方に前向きに取り組んでいる企業に厳選するため、多様な求職者のニーズに合ったマッチングが可能。SDGsの達成に向け、求職者と企業を繋ぐ採用プラットフォームを目指す。
日本は、少子高齢化により慢性的な人手不足に陥っている。その規模は2030年には644万人に達すると言われており、労働人口の減少に伴って、様々な業界で大幅な人手不足が懸念されている。その中でテレワークの普及により、子育てをしながらの在宅勤務や、オフィス環境の見直しなど、雇用のあり方が大きく変わろうとしている。
一方、LGBTQ+、シニア、主婦主夫、外国籍等、いま社会が見逃している潜在的な就職希望者は1000万人近くにも及ぶ。今後、採用領域を広げることで、日本の慢性的な労働人口不足という社会課題の解決が期待できる。