2021年06月02日 17:55

MATCHAが運営する越境クラウドファンディング「Japan Tomorrow」が、6月1日から新たなプロジェクトを開始した。
世界遺産「五箇山合掌造り集落」がある富山県高岡市にて、長年にわたり鋳造産業にて活躍してきた砺波商店が創る食器「むすびシリーズ」を世界の食卓に届けるチャレンジを開始する。砺波商店は60年以上アルミ・鉄・錫・銅製品を作り続けている会社。そんな砺波商店が食器作りに挑戦するきっかけは「樹脂製の食器だと、食が進まないよ」という高齢者の一言だった。高齢者に向けた食器は安全性を考え樹脂製であることが多く、味気なく感じてしまう人々も。その課題を解決するため、限りなく陶器の色合い、質感に近づけたアルミ製の食器を開発した。それが、今回の「むすびシリーズ」となる。
理を載せると更に映えるこの食器は、高齢者の人々だけでなく、幅広い年代の人に使ってもらえるアイテムとなる。アルミ製であることから割れることはなく、塗料についても、食品衛生法に適応した耐熱塗料を利用しているため安心して利用することが可能だ。また、「OMOTENASHI Selection(在日の外国人有識者の人々が海外に広めたいと思える商品を発掘するアワード)」にて2018年に受賞している実績もある。
プロジェクト開催期間は、6月1日~30日。プロジェクト目標金額は、30万円となる。「むすびシリーズ人気3点セット」1万1000円(送料別)、「むすび鉢(ボウル)セット」 1万3200円(送料別)、「むすび碗(カップ)セット」1万3200円(送料別)他。