2021年05月27日 16:32

ルームクリップは、5月27日、「RoomClip住文化研究所」から、第3回調査レポート「暮らしの中の『花とグリーン』最前線」を発表。今回は「花とグリーン」を、「飾る」と「育てる」の2つの要素に分け、RoomClipユーザーの中でどう取り入れられてきたかの変遷と今のトレンドをレポートした。
それによると、まず「飾る植物」は、グリーンから花へ主役交代していることが分かった。もともとRoomClipを利用する「インテリアこだわり層」の間では、サボテンやエアプランツなどが「飾る植物」として人気となっていた。しかしフェイクグリーン、エアプランツ、サボテンの投稿数を見ると、2020年は2017年からいずれも7~8割減少している。
一方、この5年間で投稿数が増加したのが「花」。2016年と2020年を比べると、花関連の投稿水準は5.7倍にまで大きく伸長している。また、「庭」「ガーデニング」などの投稿水準を見ると、新型コロナ感染拡大の影響を受け、2020年の関連投稿数は過去最多に。屋内におけるグリーンが横ばいであることとは対照的な結果となった。
その理由を考えるにあたり、注目すべきなのは、「季節」に関連するRoomClipでの投稿データ推移。季節がキーワードとなるタグの投稿枚数は年々増加傾向にあり、2016年に比べて2020年は3.5倍の投稿水準となっている。新型コロナの感染拡大以降、家で過ごす時間が増え、多くの人にとって季節の移り変わりが感じづらくなっていることも、このトレンドを後押ししていると考えられる。詳しくはこちら。