2021年05月25日 16:28

一般社団法人「この指とめよう」は、5月25日、SNS誹謗中傷を無くすための持続的な活動を行うために設立された。代表理事には、#この指とめよう 発起人でコピーライターの小竹海広(The Breakthrough Company GO 所属)さんが就任。アドバイザリーボードには、ジャーナリスト、若年層支援NPO代表、誹謗中傷被害経験者らを招き、多角的な観点からSNS誹謗中傷を抑止するアクションを実行する。
同団体は、2020年10月28日よりスタートした、クラウドファンディングによるメッセージ広告「この指とめよう」から派生したプロジェクト。「この指とめよう」は、同年末に1カ月で321万6386円の支援金調達に成功。今年1月18日~31日まで、渋谷スクランブル交差点近くのMAGNET by SHIBUYA109 ビッグボードに広告を掲出した。
今後の予定されている活動としては、Twitterにおける誹謗中傷の検知と、リアルタイムな啓発広告の表示。若年層向けの図書制作と、教育機関への寄付活動。さらに、誹謗中傷対策フローチャートを作成する。同フローチャートは、法改正や関連情報の変更に伴いリアルタイムで更新し、WEBサイト内で無償公開。監修には、弁護士が携わる。また、SNS誹謗中傷対策オンラインコミュニティの運営なども行う。
2025年までに「誹謗中傷ツイート件数を半減(算出方法は検証中)」「協賛企業数100社以上」「啓発図書の児童図書認定」の達成を目指す。詳しくはこちら。