2021年05月25日 18:04

アッドスパイスは、社会デザイン研究者三浦展さんの蔵書が読める貸し空間「展文庫」(てんぶんこ)を京都市上京区に6月1日にオープンする。
「展文庫」は、社会デザイン研究者の三浦展さんの貴重な蔵書に囲まれた、貸し図書室。建築・都市・社会・文化等の分野を横断した本が並ぶ。三浦さんと親交の深い建築家、隈研吾さん著書と隈さんが影響を受けた本コーナー、海外の書籍、1960~70年代の雑誌「太陽」等、他では見られない書籍雑誌を読むことができる。インテリアは三浦さんの書斎をイメージ。室主厳選の京都のお茶を出すので、カフェ代わりにも使える。一組貸し切り、一時間から利用でき、自分達だけの時間を存分に過ごすことができる。
室主(運営者)の岸本は、三浦さんと親交が深く、著書内で対談もしている。学識者や文化人の多い京都・今出川に、岸本がビルを購入した事を機に、三浦さんの蔵書を広く読んでもらいたい、時代の先を読む三浦さんの思考を追体験してほしい、との両者の希望により、本施設が実現した。
東京の各会場で盛況だった石岡瑛子展(仮称)が、今秋京都dddギャラリーにて開催予定。会期に合わせて、展文庫内でも10月末まで石岡瑛子フェアを開催する。会期中は、伝説のデザイナーの世界初の石岡瑛子の評伝、「TIMELESS 石岡瑛子とその時代」の販売を行う(サイン本あり)。
展文庫は、1組貸し切り(1組の定員は4名迄)。利用料金はひとり90分1000円から(半日5000円、1日1万円)。