2021年05月24日 18:53

土屋鞄製造所は、小学生以下の子どもから理想の鞄のアイデアを一般公募する企画「こんな鞄があったらいいな」を、5月24日より開始する。採用されたアイデアは、同社の鞄職人とデザイナーが当選者と打ち合わせを重ね、製作。実際のアイデアを革製の鞄にしてプレゼントする。
土屋鞄が大切にしているものづくりへの想い、日本の職人の技術をたくさんの人に知ってもらいたい。子どもの自由で柔軟な発想を、職人が日々磨き続けているランドセルや鞄づくりの技術や知識を生かして形にできたら。そんな思いから、本企画がスタートした。募集テーマは「子どもたちの『こんな鞄があったらいいな』」。
「公園で作った泥団子を綺麗に持って帰れる鞄」「折り紙をいつでも持ち運べて、作った作品も入れられる鞄」等、柔軟で自由な発想を元に、世界に一つだけの鞄を、職人が本気で形にする。同社が鞄のアイデアを子どもから募集するのは、今回が初めてとなる。
第1弾は「花束専用鞄」。おばあちゃんに大きな花束を渡したいという、7歳の女の子の想いから実現した。また、同日5月24日には、第1弾となるアイデア「なっちゃんの花束専用鞄」の製作メイキング映像を公開。同社社員の子ども「なっちゃん(7歳・女の子)」がアイデアを考え、完成後、実際におばあちゃんに渡すまでをまとめている。同社デザイナーがラフスケッチを作成、何度もなっちゃんとオンライン会議を重ね、デザイン、素材、色味などの細部まで追求。約2カ月かけて完成した。詳しくはこちら。