
マイボイスコムは、6回目となる「コーヒーチェーン店の利用」に関するインターネット調査を4月1日~5日に実施し、1万4件の回答を集めた。
同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、コーヒーチェーン店を利用している人は5割。利用頻度は「月に1回以下」が3割強でボリュームゾーン。週に1回以上の利用者は約8%となっている。直近1年間にコーヒーチェーン店を利用した人の利用場面は(複数回答)、「休憩したいとき」が37.3%、「気分転換」が22.4%、「友人や仲間とのおしゃべり」が20.7%。「おやつ・間食」が31.5%、「昼食」が19.2%となっている。過去調査と比べて、「休憩したいとき」「友人や仲間とのおしゃべり」は減少している。「コメダ珈琲店」主利用者では「朝食」、「スターバックス」主利用者では「ドリンクのテイクアウト」の比率が高くなっている。
コーヒーチェーン店利用時の重視点は(複数回答)、「コーヒーの味・品質」が直近1年間利用者の55.0%、「店の雰囲気」が40.9%、「居心地のよさ」「アクセスのよさ」「店内の入りやすさ」「価格」が各30%台。「ドリンクメニューの充実度」「期間限定・季節限定商品の充実度」は、女性若年層で高くなっている。コーヒーチェーン店利用者に、最も好きなチェーン店を聞いたところ(複数回答)、「スターバックスコーヒー」が31.0%、「コメダ珈琲店」「ドトールコーヒーショップ」が各10%台。過去調査と比べて、「コメダ珈琲店」は増加、「ドトールコーヒーショップ」は減少傾向だ。女性10~30代では、「スターバックスコーヒー」が各5割弱と高い。中部では、「コメダ珈琲店」が1位となった。