2021年05月21日 16:39

おやこのくふう」は、4月28日~5月5日の期間に、「コロナ禍における子どものマスク事情」に関し、3~6歳の子どもを持つ親325名を対象にアンケート調査を実施した。

まず「子どもがマスクをしているシーン」についてきいたところ、「スーパーなどで買い物をするとき」は72.9%、「テーマパークや動物園などに出かけるとき」は62.8%、「電車やバスなどに乗るとき」は55.7%。不特定多数の人と接する外出先や、密になる空間では高い割合で「基本的にマスクをしている」という結果となった。

また、「園へ行くとき、帰るとき」64.0%、「園の中で」55.1%という結果から、毎日通う幼稚園や保育園の場においても、子どものマスク着用が日常化していることがうかがえる。また子どもが1日に使用するマスクの枚数は、1枚が54.5%で最多となった一方、2枚以上使用する子どもは全体の39.3%、中には10枚以上使用している子どももいることがわかった。

続いて暑くなる時期にかけて子どもがマスクをする予定のシーンについて尋ねると、現在同様、不特定多数の人と接する空間などで子どもに常時マスクを着用させる親が5割を超えた。マスクの着用が日常化した一方で、熱中症へ影響が「気になる」と回答した親は約9割にのぼった。また、「子どものマスク着用について気になること、悩んでいること」においては、「暑くて子どもがマスクを外してしまう」といった悩みや、「マスクによる肌荒れが心配」「マスク焼けが心配」といった声が目立った。