2021年05月17日 18:55

料理YouTubeチャンネル「COCOCORO」が、岐阜県関市の包丁メーカー「スミカマ」とコラボレーションし、「理想の超高性能家庭用包丁」を開発。「日本包丁研ぎ協会」とコラボレーションし、専用の砥石も開発した。CAMPFIREにて5月15日クラウドファンディング公開後、1日で目標金額1560万円を達成した。

「COCOCORO」は、登録者数36万人を誇る料理Youtubeチャンネル。飲食店経営の他、出版した料理本も人気で、2020年には「包丁の切れ味が変わる超高性能まな板」のクラウドファンディングで2500万円を達成している。今回は、まな板と対になる「家庭で使う最高の包丁」を実現するために、岐阜県関市の老舗包丁メーカー「スミカマ」とコラボレーション。1年以上に渡り材質・形状・重さ・刃付け等の研究を重ね完成した包丁は、世界最高峰のステンレス包丁と言える完成度となった。

ブレード部分の鋼材は、福井の武生特殊鋼材製の「VG-10(V金10号)」。超高性能刃物用鋼材として知られるが、一般的なVG-10包丁と違い、芯材ではなくブレード全てがVG-10の「全鋼」であることが特徴。力をロス無く食材に伝えることができる上に、研ぎ進めて包丁が小さくなっても最後まで性能が保たれるという。

さらに、卓越した熱処理を施すことで、切れ味とメンテナンス性のバランスが絶妙に保たれる硬度に調整。それをスミカマでなければ実現不可能な高次元の技術と機材で加工をしている。クラウドファンディングの募集は6月29日23時59分まで。