2021年05月13日 15:51

PIPELINEは、ネットワークを監視・遮断することでインターネット上の脅威から子どもたちの情報端末を守る、教育機関向けセキュリティ対策アプリ「Kikotto(きこっと)」をこどもの日(5月5日)にリリースした。
「Kikotto」は、インターネット通信上の脅威が情報端末上で検知されるより以前にネットワーク自体を監視し、脅威を検知した際にはそのネットワークを遮断して端末へのアクセスを未然に防ぐ。多くの人がすでに利用しているアンチウイルスソフトと異なり、脅威が子どもの端末に辿り着き侵入を試みる前に通信を遮断することから、安全性が非常に高いことが「Kikotto」の特徴だ。またアンチウイルスソフトは利用者自身による定期的な更新が必要だが、「Kikotto」ではその必要がない。さらに、「Kikotto」は端末内を巡回してデータを参照することがないため、端末の動作が重くならないといったメリットもある。
「Kikotto」は、学校や学習塾などの教育機関向けに開発された製品。教育機関が配布する端末にインストールすることで生徒の端末を保護できる。パソコン(Win/Mac)、モバイル端末(iOS/Android)の両方に対応しており、ほとんどの端末で利用可能だ。また、「Kikotto」を教育機関が採用しているISP(インターネット・サービス・プロバイダー)に対して提供し、教育機関全体のセキュリティ強化を行うこともできる。